蓄電池コラム①～停電した時ってどうなるの？～

特定負荷型とは、特定の重要な電気機器や回路だけをバックアップするシステムのことです。
例えば、冷蔵庫や照明、Wi-Fiルーターなど、停電時に特に必要なものだけに電力を供給します。
あらかじめ供給範囲を決められるため、災害発生時に本当に必要な機器だけに貯めた電力を使用することができます。

メリット：
・コストを抑えて停電に備える：全負荷型に比べ、導入コストが抑えられます。
・長期間の停電に強い：必要なものにのみ電力を供給するので、電力の消費を抑えられ、長く使うことができます。

デメリット：
・部分的な電力供給：一部屋分や一コンセント分など、部分的にしか電力供給が行えません。
・一部使用不可機器あり：200V家電製品（エアコン、IHクッキングヒーター、エコキュート）など使用できない場合があります。
（※エアコンは一部使用可能なものもあります。）



小さめの蓄電容量の蓄電池でもお勧めできるタイプです！

全負荷型とは、家全体の電力をバックアップするシステムのことです。
停電が発生すると、蓄電池が自動的に家全体に電力を供給します。
家全体に電力が供給されるため、普段と変わらない生活を送ることができます。

メリット：
・利便性：すべての家電製品が使用可能。200VのIHやエアコン、エコキュートなどもご利用いただけます。
　　　　　また、使用しない箇所はブレーカーを落とすなど、臨機応変に電力を活用いただけます。
・場所を選ばず家電製品が利用可能：家全体に電力が供給されるため、複数の部屋で家電製品を使えます。
ペット用のお部屋などがある場合も安心です。
・セキュリティ面：電動シャッターなども普段通りご利用いただけます。

デメリット：
・コスト面：特定負荷型に比べると導入コストが大きくなります。
・電力消費量：複数の家電製品を利用可能となる為、電力消費量が増える懸念があります。



そのため、大容量の蓄電池システムを推奨しています！

「特定負荷型」も「全負荷型」もそれぞれメリット・デメリットが存在します。

停電時のことを考慮し、ご家庭にどちらの方がピッタリかを選んでいく必要があります。

とはいえ、蓄電池はいろんなメーカーが製品を開発していて、容量や機能などは多種多様になっています。

そんな時にはぜひ弊社にご相談ください。
ご家庭にあう蓄電池や太陽光発電システム・オール電化などを
お客様のライフスタイルからご提案いたします。